むちうちや腰椎捻挫で後遺障害(後遺症)等級が認定されるために


1 まず、自覚症状があることが前提です。

 
 自覚症状があるとして事故直後から体のどの部位にどんな症状があるかを主治医の
先生に伝えていく。

 (主な症状)
  ・むちうち(頸椎捻挫)…首や肩の痛み、腕や手の痛みやしびれ
  ・腰椎捻挫…腰の痛み、下肢や足(足指も)の痛みやしびれ

   ※ ここではあまり多くを語りませんが、これらの症状が発症する
    ほどの事故態様であったことなども重要です。

 

2 整形外科への通院

 
(1の症状があることが前提ですが)事故後すぐに整形外科を受診するべきです。
 事故日から整形外科への初診日までの間隔が空きすぎると、その症状は事故による
ものとはいえないと判断される可能性があります。

  リハビリができる整形外科へ通院する ことが必要です。 

(1)整形外科への通院が必要な理由

    医師法20条は、自ら診察しない「医師」は診断書を交付してはいけない
  旨規定されています(後遺障害診断書も「診断書」であることに変わりはあり
  ません。)。医師法2条によれば、「医師」になろうとする者は、医師国家
  試験に合格し、厚生労働大臣の免許を受けなければなりません。

   つまり、むちうちや腰椎捻挫の場合、整形外科医師によって診察を受けな
  いと、後遺障害診断書の記載を受けられません。後でのべるとおり、後遺症
  等級が認定されるためには、後遺障害診断書の記載は非常に重要です。

   ですから、整形外科への通院がおろそかになると、等級が認定されるほどの
  症状が実際にあっても等級が認定されない結果となるおそれがあります。

(2)むちうち・腰椎捻挫で通院を継続し症状の改善はあるがなくならないと
   いう場合に、どの程度通院する必要があるか。

    まず、通院期間ですが、どんなに短くとも6ヶ月の通院期間は必要になる
  ものとお考えください。

   通院の頻度はどの程度かという問題もありますが、交通事故による受傷で
  痛みやしびれがあるのであれば主治医の先生の指示のもと通院を重ねる必要
  があります。通院日数が少なかったり、通院間隔が空いていたりすると、痛み
  やしびれをわかってもらえないおそれがあります。

   整形外科が作成する診療報酬明細書には、「何月にはいついつ通院して計
  何日通院した」ということが記載されます。痛みやしびれという神経症状は、
  他人がみてもわからないものです。症状があるかどうかについては、目に見え
  るもので判断するしかないのですが、この診療報酬明細書の通院日・通院日数
  日の記載は判断要素の一つになります。

   ただし、十分な通院日数があれば必ず後遺症等級が認定されるというもので
  はありません。その他にも重要な点があります。

   
金田総合法律事務所では、これまで多数のむちうち・腰椎捻挫の被害者の方
  からのご依頼をお受けし、後遺症等級の認定を受けた経験から、どのくらいの
  通院日数が必要なのかを、個別に(お越しいただいての)無料相談でご説明い
  たします。

   ここでは、どの程度の通院日数が必要かは申し上げませんが、実際に金田総
  合法律事務所で取り扱い、後遺症14級が認定された事例を以下にあげておき
  ますので、ご参考にしていただければ幸いです。

    ・むちうち神経症状で後遺症14級9号が認定された事例
    (クリックしてごらんください。)
   ・むちうち・腰椎捻挫で後遺障害認定14級 合計335万円の支払を受けた事例
    (クリックしてごらんください。)
   ・被害者40代男性会社員 腰椎捻挫・膝打撲で併合14級 合計372万円の支
    払いを受けた事例
(クリックしてごらんください。)

    その他後遺症等級認定との関係で注意するべきこと
    (クリックしてごらんください。)

3 整形外科への通院中に必要なこと

  
 むちうち・腰椎捻挫で後遺症等級が認定されるには、症状が常に存在し、そして
一貫していると認められる必要があります。そのように実際に存在する症状がずっと
一貫して存在すると認められるために、以下の点をあげます。

(1)自分に実際にある症状をもれなく医師の先生に伝えて診療録や経過の
   診断書に記載いただくことが大事です。

   どの部位(左右差がある場合にはそれもしっかり伝えましょう)にどの
  ような症状があるのかを伝えましょう。
   それも初診だけではなく、診察ごとに医師の先生にもれなく伝えることが
  大事です。

    交通事故にあい、症状がでているが、ご自分の症状がうまく伝わっている
  のかどうか不安だ、などという方はお早めに金田総合法律事務所の無料相談
  におこしいただければと思います。

(2)(もちろん症状があることが前提ですが)早期に主治医の先生の指示の
   もとMRI検査を実施していただく

    痛みやしびれが画像から説明できるのであれば、それは有力な所見になり
  ます。画像はレントゲン検査はもちろん初診で実施していただく必要がある
  のですが、MRI検査が非常に重要になります。
   MRI検査で椎間板ヘルニアの存在が判明する場合があります。

    このMRI検査は治療初期に実施してもらう方がのぞましいでしょう。
   事故で発症したと考えて矛盾しないような新鮮な病変があり、その病変が
  自分の症状と整合する場合があります。このような場合にはMRI画像所見
  は非常に有力な証拠となり、12級13号の認定の有力な一要素になり得る
  からです。

    もちろん、MRI検査で頚椎や腰椎に加齢による変性が見られるケースも
  少なくありません。このような加齢による変性が見られたら、後遺症等級は
  認定されないのかというとそうではありません。MRI検査で加齢による変
  性とみられても、事故後に症状が発症したのであれば、それは後遺症等級認
  定の際にもしっかりと主張していくべきですし、実際にも14級9号が認定
  されたケースはたくんさんあります。

    交通事故でむちうち・腰椎捻挫を受傷した方で、まだMRI検査が実施さ
  れていなくて何か不安があるなどおなやみの方は、一度、金田総合法律事務所
  の無料相談におこしいただけばと思いますし、MRI検査が実施され画像をお
  持ちの方は、画像をご持参のうえ、金田総合法律事務所の無料相談にぜひおこ
  しください。

    ・むちうち・腰椎捻挫の後遺障害とMRI検査  
    (クリックしてごらんください。)
   ・むちうち・腰椎捻挫の無料相談では、MRI画像をお持ちください
    (クリックしてごらんください。)

(3)主治医の先生に神経学的検査を実施してもらう

   早期の実施、その後も何度か実施していただくことが理想といえます。
   なぜなら、事故後初期の段階から症状固定時まで神経学的異常所見が一貫し
  て存在するかどうかは、後遺症等級の認定でとても大事だからです。異常所見
  の内容によっては、一貫して存在すれば、12級13号の認定に一歩近づくと
  いえます。

    代表的な検査を一例あげておきます。

     【むちうち】
     ジャクソンテスト、スパーリングテスト
     腱反射検査(上腕二頭筋、上腕三頭筋、腕橈骨筋)
     筋萎縮検査(上腕、前腕)

    【腰椎捻挫】
     ラセーグテスト、SLRテスト
     腱反射検査(膝蓋腱、アキレス腱)
     筋萎縮検査(大腿、下腿)

 
    具体的な検査内容については、以下もごらんください。

    必要な検査をしてもらう(クリックしてごらんください。)

 
  金田総合法律事務所の無料相談では…
    相談者の方の症状をことこまかにお聞きし、必要な検査をていねいに
   説明いたします。

(4)その他

    治療内容や投薬内容には以外と重要な点があります。

   金田総合法律事務所では、ご依頼をお受けしたら、上記(1)~(3)だけでな
  く、主治医の先生の指示のもと実際に実施された治療内容や投薬内容なども
  ことこまかに着目して、適切な後遺症等級が認定されるためにせいいっぱい
  がんばります。

   

4 症状固定時、後遺症診断の際

 
 通院リハビリを重ねても症状が残った場合、症状固定時期が来て後遺症診断をする
ことになります。
 主治医の先生に、後遺症の診断を、「後遺障害診断書」を作成していただくことに
なります。
 この後遺障害診断書の記載内容は非常に大事です。実際に存在する異常所見がもれ
なく記載されているかどうかをしっかり確認しておく必要があります。

  金田総合法律事務所では、ご依頼をお受けしたら、弁護士が、必要に応じて整形外科
に同行いたします。

 

5 後遺症等級認定申請

 
 後遺障害診断書をはじめとした資料は、相手任意保険会社に提出する方法(事前認定
制度)と相手自賠責保険会社に提出する方法(被害者請求)があります。

  金田総合法律事務所では、ご依頼を受ければ、基本的には被害者請求による後遺症
等級認定申請を行うことにしています。

 

6 まとめ

 
 交通事故にあい、けがをし、残った症状に見合った後遺症等級が認定されるためには、
注意するべき点がたくさんあることがおわかりいただけたと思います。上記のほかにも
まだまだ注意しなれればならない点があります。

 また、適切な後遺症等級が認定されるには、事故直後からいろいろな注意点がある
ことがおわかりいただけたと思います。ですから、交通事故にあったらできるだけ早め
に弁護士の相談を受けることをおすすめしますし、金田総合法律事務所にお問い合わせ
いただき、無料相談をお受けいただければと思います。

 

 

 


事故発生から解決までどうしたら良いのか?地元京都の弁護士が詳しく説明いたします!交通事故問題は弁護士に相談すべきであると言えます
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