後遺障害等級認定14級(局部神経症状)合計額307万円で解決した事例

性別:男性
年齢:40代
職業:会社員   

傷病名:
外傷性頚部症候群 (むちうち)  

事故状況:
被害者は原付バイク、相手は四輪車でした。 同一方向を走行していた四輪車が被害者のバイクに衝突し、被害者もバイクもガードレールに激突、ヘルメットをかぶっていた頭部も地面にひねり打ったという事故でした。

自覚症状:
被害者は、交通事故直後からむちうちによる頭痛、頚部痛、一方の手指のしびれ、吐き気などの症状が発症しました。もちろん、交通事故前、被害者にはこれら各症状は一切ありませんでした。

後遺障害等級:14級9号
(局部神経症状)

弁護士受任前の相談者の状況

・相談に来られる2ヶ月前に治療費が打ち切られていた。
・相談者の方は後遺障害の診断を受けることすら知らない状態で、保険会社から示談の話に入りたいと言われていた。
・相談者の方は、頭痛、首の痛み、手がしびれる等のむちうちによる自覚症状があるとのこと。
・通院日数は多かったとのこと。

弁護士受任後

1.まず、むちうちの症状が残存しているので、後遺障害診断を受けて、等級認定の申請をするべきであり、あせって示談をするべきではない旨お伝えしました。 

2.取り寄せた診断書等を見ると、以下のことがわかりました。 

・MRI検査で頸椎椎間板に異常所見の記載があった
・神経学的検査で異常所見の記載があった
・通院日数が9ヶ月余りで160日を超えていたことが判明した
・内服薬も出ていた
・いろいろ検討すると、弁護士は、後遺障害の等級認定の申請をすれば、等級が認定される見込みがあるむちうち事案であると考えました。    

3.弁護士は、依頼者に、主治医の後遺障害診断を受ける際のアドバイスを行い、診断を受けてもらいました。   

4.弁護士が依頼者から後遺障害診断書等資料を預かり、等級認定の申請をしました。
  後遺障害診断書には以下の趣旨の記載がありました。

【他覚症状欄】

・スパーリングテスト:右に強くある
・腱反射:ほぼ正常(一方の手の指に)知覚障害が触覚鈍麻としてあり
・レントゲン:頚椎不安定症
・頚椎MRI:頚椎椎間板後方突出が認められる
(レントゲンもMRIも頚椎のどの部分かについては実際に記載がありましたが、ここでは省略いたします。)

【障害内容の増悪・緩解の見通し】
症状が当面続くと考えられる旨の記載がありました。

※むちうちの後遺障害でお悩みの方の参考になれば幸いです。

5.等級認定の結果14級9号(局部神経症状)が認定されました。
被害者の自覚症状に関し、提出画像上経年性の変性所見は認められるとの記載はありましたが、他覚的に神経系統の障害が証明されるものとはとらえられないとの判断でした。
つまり、これは後遺症(後遺障害)12級13号には該当しないということです。

しかし、治療状況や症状推移なども勘案すれば将来においても回復が困難と見込まれる障害と捉えられ、局部に神経症状を残すものとして後遺症(後遺障害)14級9号に該当すると判断されました。
むちうちで後遺障害等級が認定された事案です。

6.示談交渉
当法律事務所弁護士が示談交渉も代理しました。

示談交渉の結果


任意保険会社からの最終支払金額 約232万円 で解決しました。   

傷害慰謝料(入通院慰謝料)については、通院期間9ヶ月余りの裁判基準の満額で合意できました。
休業損害は発生していない事案でしたが、後遺障害逸失利益については、源泉徴収票の年収に5%と5年の労働能力喪失期間を掛けた数字で合意ができました(実際、当法律事務所弁護士は示談交渉段階でも上記各損害費目ごとにかなり細かく具体的な主張をしました。)
後遺障害慰謝料は110万円で合意できました。

示談交渉前に自賠責保険会社から75万円の支払いがありましたので、合計307万円保険会社から支払いを受けたことになりました。
もし弁護士に相談しなければ、後遺障害等級認定のことを知らないで、 保険会社の言うまま示談をして終了となったかもしれません。
むちうちでも、弁護士介入後300万円を超える賠償問題になるケースが有り得ます。

後遺障害等級認定申請をしないで示談をしても、すくなくとも、

後遺障害逸失利益
後遺障害慰謝料(14級・裁判基準で110万円という数字があります。)

は示談の話にはでてきませんので、これらの支払を受けることはできないでしょう。  
事件終了後、依頼者の方は、弁護士に相談・依頼してよかったとおっしゃっていました。

むちうちで抑えておきたい8つのポイント
14級・12級と非該当の賠償金の大きな差
知っておきたい事故状況の重要性
痛み・しびれでつらい自覚症状について
医師のもとへの通院
MRI画像の重要性
神経学的検査とは
後遺障害診断書の重要性
むちうち12級の可能性を探る
 
なぜ弁護士選びが重要なのかバナー

14級の最新記事

二輪自動車(原付バイク含む)の最新記事

会社員の最新記事

頚椎・腰椎の障害(頚椎捻挫、腰椎捻挫)の最新記事

事故発生から解決までどうしたら良いのか?地元京都の弁護士が詳しく説明いたします!交通事故問題は弁護士に相談すべきであると言えます
事故発生から解決までどうしたら良いのか?地元京都の弁護士が詳しく説明いたします!交通事故問題は弁護士に相談すべきであると言えます
顔が見える地元京都の弁護士です!

最新解決事例

事故発生から解決までどうしたら良いのか?地元京都の弁護士が詳しく説明いたします!交通事故問題は弁護士に相談すべきであると言えます