Q1 労災保険を使い治療をすると、損害賠償上メリットはあるのですか。

 
以下のようなメリットがあります。

Q 交通事故で労災保険を使って治療するとどうなるのでしょうか?

 自由診療の点数単価が1点12円を超える場合、治療費がより安く抑えられ 
  ます

   かんたんにいいますと、労災保険では、治療費が1点につき12円で算
  定されます。(※ 診療報酬点数の説明は省略いたします。)

    交通事故で受傷した被害者の方は、通常、自由診療(かんたんにいいま
  すと、保険適用のない診療のことです)で通院治療をされることが多いと
  いえます。この自由診療の点数単価(病院・医院ごとに違いますが)が1点
  12円を超える場合には労災保険の単価の方が低くなりますので自由診療に
  比べて治療費をより安く抑えることができます。

  (参考)
   健康保険を使って治療する場合は、1点につき10円となっています。
   ただし、労災保険を使用する場合、健康保険は使えません。

 

Q 治療費が安くなると、何かメリットがあるのでしょうか?

 A 自賠責保険の傷害部分の上限額120万円の有効活用がよりしやすくなり
  ます。

    交通事故でけがをした場合、相手自賠責保険から支払われる(※「支払
   われる」という部分も、もっと説明が必要なのですが。)保険金の上限は
   120万円までです。 

    この120万円というのは、治療費等の積極損害、休業損害、入通院慰
   謝料などといった損害の支払いが問題になります(後遺症関係損害は含み
   ません。)。

    治療費が自由診療より安くなれば、120万円の限度額のうちの治療費
   以外の残りの部分がより多く出る可能性があります。この、より多く出る
   可能性のある残りの部分を、治療費以外の損害費目により有効にあてるこ
   とができるといえます。

 

Q そのほか、労災保険からの治療費の支払いに関してメリットはあるのでしょうか。

 A 労災は性質・目的に応じて給付されますが、その給付の性質と同一性がある
  損害項目に限って引くことが認められます。
   
つまり、(これは特に被害者側にも過失のある事案でのメリットといえる
  
と思いますが)最終の損害賠償交渉までに労災から支払われた療養給付(治
  
療費)は、その性質上、休業損害、後遺症逸失利益や慰謝料(後遺症分含む)
  
といった損害賠償費目からは引かれないことになります。

 

 以上は、かんたんな説明にとどまりますが、もっとくわしい説明が必要ですので、
(具体的なケースを前提としますが)当事務所の無料相談におこしいただければ幸いです。

 
  


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