交通事故で大腿骨骨幹部骨折を受傷し偽関節後遺障害8級の裁判例


 交通事故で大腿骨骨幹部骨折を受傷した場合、重傷ですと、骨折部位の骨
癒合(ゆごう)が起こらずに偽関節(ぎかんせつ)となる場合があります。
  ここでは、大腿骨骨幹部骨折後偽関節となり後遺障害等級8級が認定され、
裁判でもこの認定を前提に損害が判断された裁判例をご紹介いたします。

  このケースは被害者がバイクで交差点を直進していたところ、この交差点
内に右折進入した普通乗用自動車が衝突し、被害者が転倒した事案でした。

 この交通事故で、被害者は、大腿骨骨幹部骨折、橈骨遠位端骨折などを受
傷しました。

 

裁判前の後遺障害について

 
 骨折した大腿骨骨幹部は癒合不全が残りましたが、挿入していた髄内釘に
より一定程度支持機能が確保されていることから、常に硬性補装具を必要と
するものとはいえず、一下肢に偽関節を残すものとして後遺障害等級8級9
号が認定されました。

  また、大腿骨骨幹部を骨折した方の下肢は、1セントメートル以上短縮が
生じ、後遺障害13級8号に該当すると判断されましたが、上記偽関節とは
同一の障害を複数の観点で評価しているものであるということで、上位等級で
ある8級9号を等級とするという評価になりました。

 

  • 後遺障害関係損害について

 
 裁判でも上記等級評価を前提として損害が判断され、後遺障害逸失利益につ
いては事故前年の年収をベースに67歳まで45%の労働能力喪失が認められ
ました(後遺障害逸失利益自体の損害額は約4535万円になりました。ただ
し被害者側に15%の過失があった事案です。)。
 後遺障害慰謝料は830万円と認定されました。

 


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