交通事故と足関節骨折に関する裁判例の紹介


 交通事故と足関節骨折に関する裁判例をご紹介いたします。

  交差点で、自転車に乗っていた女性(交通事故当時75歳)が自転車と出会
い頭に衝突して転倒し負傷したという交通事故でした。
 ※  このケース、被害者の過失は20パーセントと認定されました。

  この被害者の女性は一方の足関節骨折を受傷し、入院通院を重ねたものの、
結局、足関節(骨折した側です)の可動域制限が残りました。

 

  • 自転車同士の事故の後遺障害等級

 
 この事案は、自転車同士が衝突するという交通事故でした。
 この場合、自賠責保険の後遺障害等級認定制度は利用できません。
 裁判手続の中で等級の判断を求めていると読めるケースでした。

  ●足関節(足首の関節のことです)の可動域測定

    このケースでは、受傷側の足首の屈曲が30度、伸展が5度と測定され
  ていました。
   裁判では、足関節の参考可動域が屈曲45度、伸展20度であることに
  照らして、参考可動域の2分の1にはなっていないが4分の3以下に制限さ
  れているということで足関節機能障害として12級7号が認定されました。

 

後遺障害関係損害は

 
 後遺障害逸失利益について、被害者の職業は裁判例上明らかにされていないの
ですが、おそらく家事従事者として認定されたのだと推測します。
 賃金センサス女性学歴計70歳以上の平均賃金を基礎収入、労働能力喪失率
14%、労働能力喪失期間は平均余命の約2分の1の年数で計算した金額で後遺
障害逸失利益が認定されました。
 後遺障害慰謝料は280万円と認められました。

  
 上記裁判例から、

  ●交通事故で足関節骨折を受傷した場合、どのような後遺障害が残るおそれが
   あるのか

    ●年長者の被害者の逸失利益の考え方の一例

  ●自転車同士の交通事故で自賠責保険の適用がないからといって、後遺障害等級
  認定手段がないのではないこと

   を知っていただければと思います。

 


事故発生から解決までどうしたら良いのか?地元京都の弁護士が詳しく説明いたします!交通事故問題は弁護士に相談すべきであると言えます
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