交通事故骨折(上肢下肢)関係事案 裁判例の紹介


 交通事故上肢下肢骨折関係事案の裁判例を以下紹介いたします。

 このケースは、腕神経叢損傷という重傷もありましたが、上肢や下肢の多発
骨折が発生した交通事故事案です。

  大型自動二輪車と普通乗用自動車の交通事故で、大型二輪に同乗していた被
害者は、腕神経叢損傷、上腕骨折、前腕開放骨折(これらは同じ側の上腕です)、
足関節骨折などを受傷しました。

  • 自賠責保険で認定された後遺障害

 
 併合5級が認定されました。
 具体的には以下のとおりでした。

 
 ●腕神経叢損傷、上腕骨折、前腕開放骨折

    → 肩関節機能障害12級6号
      肘(ひじ)関節機能障害12級6号
      手関節機能障害8級6号
      手指機能障害7級7号
      ※これら肩、肘、手、手指は全て同じ側です。
      ※上記12級6号とは、健側に比べて肩の可動域が4分の3以下
       に制限されたという後遺障害です。
      ※8級6号は手関節の用を廃したものということになります。
      ※ 本事案の7級7号は、指5本の用を廃したものという認定です。

 
 ●足関節骨折

    → 足関節機能障害12級7号
      ※上記12級7号とは、健側に比べて受傷側の足首の可動域が4分
       の3以下に制限されたという後遺障害です。

 
 上記傷病名と上記の後遺障害等級との関係が明確に判示されてはいませんが、
おそらく上記の関係であったと推測されます。

   これらの後遺障害が全体の評価として何級になるかというと、
 肩関節12級6号、肘関節(ひじ)12級6号、手関節8級6号が併合処理さ
れて7級相当となります。
 この7級に手指機能障害の7級をルールどおり併合すると5級になるのですが、
後遺障害5級6号に規定されている1上肢の用を全廃したものという状態には及ば
ないために、序列調整が行われて6級相当になります。
 そして、この6級相当と足関節12級7号が併合処理されて5級になりました
(頚部関係14級9号もあったのですがここでは省略いたします。)。

 

後遺障害関係損害は

 
 被害者は症状固定時29歳の女性でした。
 基礎収入は、症状固定年度の賃金センサス女性労働者短大卒全年齢平均賃金
が採用されました。労働能力喪失率は79%、労働能力喪失期間は67歳まで
認められ、後遺障害逸失利益は5052万円(千円以下省略しております。)
となりました。
 後遺障害慰謝料は1440万円認定されました。

 

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