びまん性軸索損傷・高次脳機能障害の裁判例

  • 交通事故・受傷

 
 被害者はバイクに乗車していたところ、四輪車に衝突されるという交通事故
にあいました。
 この交通事故で、被害者は、頭部外傷を負い、びまん性軸索損傷を受傷しまし
た(ほかに、ひじの粉砕脱臼骨折、脾臓損傷などの受傷もあったケースでした)。

  • 治療・症状

 
 被害者は、入院直後から意識障害が見られ、交通事故から約1ヶ月半後ころ
から徐々に回復し、自発的に開眼できるようになり、簡単な受け答え、あいさつ
ができるようになりました。
 退院時でも記銘力(新しく体験したことを覚える能力のことをいいます。)
障害は顕著にあり、歩行にも支障があり、座位を保持できないなどの状況でした。
 被害者は、リハビリテーション病院で入院治療・リハビリを行いました。リハ
ビリは、理学療法、作業療法、言語療法などが行われました。

等級認定に関する裁判所の判断

 
 リハビリを行った結果、被害者は、起立や歩行については車いすやワークチェア
という制限があるものの、一応独力ででき、一部介助で移乗ができ、片方の手での
動作が可能であり、食事・更衣・洗面・服薬・排泄などの日常生活動作(ADLとも
いいます。)を独力又は一部介助により行うことが可能であるなどという事情や見当
識障害や記銘力障害が中等度あり、自発性に乏しく日常生活動作などにあたり他人に
よる指示や声かけが必要であるものの、ことさらに自分を危険な状況においたり粗暴
な行為をするなどの状況が見られないことから、常時介護の必要があるとは認められ
ず、後遺症(後遺障害)等級第2級(随時介護を要するもの)と判断されました。

 

  • びまん性軸索損傷と高次脳機能障害

 
 びまん性軸索損傷は、重度後遺障害である高次脳機能障害となり得る傷病です。
 交通事故で頭部外傷を受傷し、びまん性軸索損傷と診断された場合、被害者の方が
回復するためには適切なリハビリがなされるべきといえますし、一方で、症状が残存
して後遺症(後遺障害)が問題となった場合も想定しておく必要があるといえます。
 ご家族の方が被害者をサポートすること、被害者の日常の様子をしっかり把握する
ことはとても重要ですが、大変なことです。
 ぜひ、当事務所の無料相談をご利用いただければと思います。

 


事故発生から解決までどうしたら良いのか?地元京都の弁護士が詳しく説明いたします!交通事故問題は弁護士に相談すべきであると言えます
事故発生から解決までどうしたら良いのか?地元京都の弁護士が詳しく説明いたします!交通事故問題は弁護士に相談すべきであると言えます
顔が見える地元京都の弁護士です!
事故発生から解決までどうしたら良いのか?地元京都の弁護士が詳しく説明いたします!交通事故問題は弁護士に相談すべきであると言えます