14級・12級と非該当の賠償金の大きな差


交通事故の被害にあい受傷した場合に、加害者から償ってもらうのは?

交通事故でケガをした被害者の加害者に対する民事上の問題は、損害賠償請求です。
この損害賠償として加害者は、被害者に対し、金銭を賠償することになります。
民法上、損害賠償は、原則、金銭をもってその額を定める(民法722条1項、417条)と規定されているからです。
   
そうすると、交通事故でケガをした場合の損害賠償は、受け取る金額が適正かどうかが非常に重要になってきます。

むちうちで後遺障害(後遺症)等級14級や12級が認定された場合、非該当の場合と何が違うのか


後遺障害等級が認定された場合、非該当の場合よりも損害費目が2つ増える可能性があります。
後遺障害等級が認定されますと、

後遺障害逸失利益
後遺障害慰謝料
 
という損害項目が新たに認定される可能性があります。
しかし、非該当となった場合には、これらの損害費目は原則認められないことになります。

14級・12級と非該当の賠償金の大きな差

被害者の過失がゼロの交通事故にあい、むちうちで後遺障害等級が認定されたとします。

後遺障害14級の場合

後遺障害慰謝料 …大阪基準の目安として110万円
後遺障害逸失利益…(目安ですが)最大レベルで
基礎収入(年収で考えます)×0.05×4.3295 で計算した金額が認められる可能性があります。
(ただし、年収の考え方は弁護士にご相談ください。また、上記はあくまでも目安です。事案によって変わる可能性があります。)

後遺障害12級の場合

後遺障害慰謝料 …大阪基準の目安として280万円
後遺障害逸失利益…(目安ですが)最大レベルで基礎収入(年収で考えます)×0.14×7.7217
で計算した金額が認められる可能性があります。
(ただし、年収の考え方は弁護士にご相談ください。また、上記はあくまでも目安です。事案によって変わる可能性があります。)

  
たとえば、女性家事従事者(=主婦)が被害者過失ゼロの事故にあい、むちうちとなり後遺障害14級が認定され、平成27年賃金センサス産業計・企業規模計・学歴計・女性労働者全年齢平均賃金(年収372万7100円)に基づき、5%、5年の労働能力喪失(ライプニッツ係数4.3295)が認められ、後遺障害慰謝料も上記目安となった場合の後遺障害関係損害は、以下のとおり合計190万円になります。
  
後遺障害慰謝料 110万円
後遺障害逸失利益 80万円(千円以下省略しました)
計算式:372万7100円×0.05×4.3295

非該当の場合には特別な事情がない限りここはゼロになりますので、女性家事従事者の場合、14級と非該当とでは後遺障害関係損害だけでも最大レベルで190万円の差がでてきます。
ですので、交通事故で受傷した症状に見合った等級認定が非常に重要になってきます。

後遺障害等級認定と損害賠償請求は、弁護士なら誰が代理しても同じか?

ところが、後遺障害等級認定の判断は、(この原稿を書いた時点でですが)少なくともむちうち(頚椎捻挫)や腰椎捻挫だけを考えても厳しくなっているという印象を受けます。

14級が相当だと考えられるケースで非該当の結果だった、12級が相当だと考えられるケースで14級の結果だったというような場合、先ほど説明したとおり、本来受け取るべき賠償金が受け取れなくなる事態が発生するおそれがあります。

また、特に、先ほど述べた後遺障害逸失利益、傷害慰謝料、休業損害といった損害費目が個々のケースで認められるべき損害額がきちんと認められるためには、きめ細かな調査や主張が必要になります
   
これらの対策として、交通事故後遺障害案件、それもむちうち案件を数多く取り扱っている弁護士にできるだけ早く相談することをおすすめいたします。
せひ、当法律事務所に相談ください。


 


事故発生から解決までどうしたら良いのか?地元京都の弁護士が詳しく説明いたします!交通事故問題は弁護士に相談すべきであると言えます
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